現場設置型の、小規模実験装置を設計・制作し販売いたします。設備の更新の際の処理方式の検討に、また実設備稼働前の処理方法決定ツールとしてご利用頂けます。
- 新しい処理方法の検討に
- 新工場建設前の、処理の確認に
様々なご要望に対応します。
- 処理の過程が見やすいように、槽をスケルトンにしてほしい。
- バイオ製剤も使ってみたいので、一緒に販売してほしい。
導入・ご利用方法
排水処理設備(実設備)の新設や改修をご予定のお客様の現状を詳しくお伺いし、弊社で設計した専用の小規模実験装置をお客様毎に制作し販売を行っています。処理工程が決定していない場合は、処理状況をご要望などをお伺いし、排水処理の設計を行うことも可能です。
主要取り扱い小規模実験装置
回分式活性汚泥排水処理小規模実験装置
回分式排水処理では、1つの槽で、「原水導入」・「曝気」・「沈殿」・「上澄水の排水」までのサイクルを繰り返しながら行います。
- 処理能力は最大0.5~1m3/dとなっております。BOD濃度により処理可能量が変わります。
- 一日当たりの処理量は電極棒の停止位置で任意に設定可能です。
- 全自動で人手がかかりません。
連続式活性汚泥排水処理小規模実験装置
連続式活性汚泥法は、汚水を連続して曝気槽に投入する方法です。連続式活性汚泥法では、曝気を止めず連続して汚水を処理します。排水の性状変化の少ない100m3/d超の大型排水処理に向いている方式です。
- 0.5m3/d~1.0m3/d(曝気槽追加で最大1.6m3/d)
- BOD200mg/L~1,000mg/L
- 曝気槽に流動担体を入れるとBOD1,500mg/Lの排水まで処理可能
膜分離活性汚泥(MBR)排水処理小規模実験装置
従来の活性汚泥法では、SSと上澄水の固液分離として沈殿槽を用いていました。しかし、バルキング等の影響により沈降分離の際に沈降性が悪く、十分な固液分離が行えない現象がみられる場合がありました。
対して、膜分離活性汚泥法(MBR)は曝気槽に細かな穴を持つ膜を浸漬し、直接活性汚泥をろ過することで固液分離を行います。これにより、省スペースで安定した処理が可能となります。
小規模実験装置に関するお問い合わせ
小規模実験装置に関して、ご相談・お問い合わせ等ございましたらお気軽にお声かけ下さい。
例えば、以下のような項目をお伺いします
- お客様のご要望や現場状況(施設の概要や生産品に関してなど)
- 原水の水質について(分析結果など)
- 処理後の水の水質や、排水場所などについて