排水処理システム バイオバランス

バイオバランスは余剰汚泥発生量を従来法に比べ、40~70%抑制した、排水処理システムです。

バイオバランスの特徴

  • 排水の種類・量・負荷に合わせて最適設計を行うため処理が安定し、低価格です
  • 省エネ製品を導入することで、電気代を削減します
  • 汚泥の沈降不良や処理水へのキャリーオーバーが少ない設計が可能です
  • 既存の処理設備を活かした提案でコストを削減します
  • 処理を止めずに設備改善を行うこともできます
  • 全自動で管理のための人手がかからない設計を行います
  • 必要に応じて、実際の処理設備の近くで実験機による比較検証試験も行っています
  • 省スペースで運転可能な処理設備をご提案いたします

3つの処理方式一覧

主要な処理方式を下記に示します。この方式を元に、お客様の現場に最適な処理方法を設計します。

~回分式活性汚泥法~

一つの槽内で「原水導入→曝気→沈殿→放流」の工程を繰り返す処理方式です。

特徴

  • BOD300mg/L程度までの排水におすすめです。
  • 設備がシンプルで管理が容易で、故障なども起きにくいです。
  • 土木工事費などのイニシャルコストが抑えられます。
  • 少量排水事業場におすすめです。
  • 窒素・リンの低減ができます。
  • バルキングが起こりにくいです。

詳しくはコチラ

~連続式活性汚泥法~

曝気を止めることなく常時「排水の導入」「曝気」「処理水の排出」を連続的に行う処理方法です。

特徴

  • BOD300mg/L以上の排水におすすめです。
  • 大量の排水が出る事業場に対応可能です。
  • 高濃度の排水も処理することができます。
  • 設備が大きくなるため、比較的スペースに余裕のある現場に向いています。

詳しくはコチラ

~膜分離活性汚泥法~

膜で直接ろ過することにより処理水と活性汚泥を分離し、安定的に処理を行える方法です。

特徴

  • 汚泥濃度:7000~15,000mg/L程度で運転可能。
  • MLSS濃度を高くして運転ができるため、曝気槽の容量を小さくできます。
  • 沈殿槽が不要なため小さめの敷地面積で対応可能です。
  • 膜で固液分離することでキャリーオーバーがありません。

詳しくはコチラ

処理方式の選定・ご提案

最適な処理方式のご提案のため、現状の処理状況や、原水の状況のお伺いなどを行います。その後、必要であれば机上試験などを実施し、処理方式を決定致します。

  1. トラブル内容やご要望をお聞かせください。
  2. お伺いした内容をもとに処理方式を検討します。
  3. 必要に応じて、処理対象水を頂き、机上試験を行います。
  4. ご提案書、必要であればお見積書をお渡しします。
  5. 実際の設備の導入・施工を行います。

\不明点はお気軽にお尋ね下さい/

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排水処理ご提案事例

糀関連製品製造工場の排水処理設備新規導入

特定施設に該当し、除害設備が必要となったため、コンパクトな処理設備をご提案しました。原水は、米麹製造濃厚排水(BOD10,000 mg/L)で目標値はBOD600 mg/Lとして処理を行っています。

洗米排水処理設備の既存設備改修提案

沈殿池での沈降不良のため、キャリーオーバーすることがあり、膜分離の導入を検討されているとのことでお問い合わせを頂きました。処理の改善と、設備改修後のメンテナンスも含め、設備のご提案をさせて頂きました。

水産加工排水処理設備の運用改善提案

施設および水質診断により、既存の排水処理設備を活かした改善提案を実施。基準値超過等のトラブルが改善され、安定稼働を行っています。

惣菜等製造の小規模食品工場排水の処理

惣菜等の食品工場様。水量は少ないものの既存処理設備では処理が充分にできず、濁質や臭気等に問題がありお困りでした。

食品工場の移転

食品工場の移転に伴い、排水処理の設計をご依頼頂きました。景観についてもご要望があり、処理の効率性も兼ね備えたご提案をさせて頂きました。

排水処理設備メンテナンス

運転管理

膜ユニット洗浄

脱水機点検・整備

機器点検・整備